「まちづくり×演劇」へのお誘い
困りごとを解決するために話合いをする。 今、日本のいたるところで、たくさん行われていると思います。 福祉の、環境の、人権の、防犯の、子育ての、コミュニティの、道路や川づくりの…。 そんな様々な日本のまちづくりシーンの中で、「まちづくり」と「演劇」をつなげたい。 そんなことを私たちは考えています。
都市計画などの「まちづくり」の現場で行われてきたワークショップ、その中で感じてきた悩みがありました。 それは、一つ一つの課題は見えるのだけど、その背景、関係、つながりが「見えづらい」ということ。 そして、伝えたいけど伝わらない人に「どう伝えればよいか」ということ。
そんな時に、私たちは演劇的手法による社会参加に出会いました。
演劇的手法をとおせば「まちづくり」が「物語」になります。
自分の課題や社会の課題を「物語」にする。
そうすれば見える。そうすれば伝わる。
こんなやり方は、最近のまちづくりの現場には、ちょっとなかったように思うのです。
話合いをする方法には、いろいろなやり方があります。
机をはさんでの会議? 地図を使ったワークショップ? 現地を見て回るまち歩き?
本当にいろんな方法がありますが、そのうちの一つとして「演劇ワークショップ」を加えてみるのはいかがでしょう。
きっといつもの話合いが、ちょっとだけ楽しくなると思うのです。